けさぱさ!〜バンドマン辞めました〜

バンドマンに群がる女の子たちの駆け込み寺

バンドマンと彼女が喧嘩に発展する理由【部屋とバンドマンと私 No.2】

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こんにちは!けさぱさです。バンドマンの彼氏との生活をバンドマンの彼女  ( @uIh5FmrmXKnCewq )が語るこちらのコーナー。第2回目のテーマは『バンドマンと彼女が喧嘩に発展する理由』。さて、その理由とは?
 

 

バンドマンと彼女が喧嘩に発展する理由

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秋の夜長には色々あった人のバンドのアルバムを聴く。
どうも、バンドマンの彼女です。
 
前回のコラムでは「家に帰ったらバンドマンのいる生活」というものがどのようなものかを皆様に知っていただくべく、大雑把ではありますが彼との暮らしぶりの何場面かについて書かせていただきました。読んで下さったみなさん、どう思いましたか?
「なーんだ、バンドマンとの同棲って、意外と苦労少なくて楽しそう!」って思いましたか?
 
楽しいことも多い反面、実際バンドマンとの同棲の大半の時間は女にとって「孤独との戦い」です。
ライブやツアー、フェスで何日も何日も居ないなんて当たり前。
私のツイッターフォロワーさんたちの中には私以外にもバンドマンの彼女様がたくさん居ます。彼女たちのTLは夜22時頃になると、「寂しい彼氏に会いたいbot」もしくは「バンドマン死ねbot」に変わりますが、その気持ちも痛いほどわかります。
 
そんな環境にずっといると、やっぱり喧嘩もします。
前回の記事では「毎日仲良し☆」みたいな感じで締めくくっておりますが、同棲してからものすごく色々ありました。
「実家に帰る!!」と言って荷物をまとめてみたこともありました。
色々思い返して懐かしくなってきたので、今回は「バンドマンと彼女が喧嘩に発展する理由」について、今までの喧嘩の具体例を挙げて紹介したいと思います。
 
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バンドマン、待たせることに抵抗がない

これ。1番書きたかったやつを最初に出しちゃいます。

思い返せばおかしいな〜と思ってたんですよ。彼と付き合う前、初めてのデートの日に自分の家の最寄駅を待ち合わせ場所に指定してきたにも関わらず、私が到着したと連絡してから「今から向かうねー」のLINE。
その後付き合ってからも、待ち合わせ場所で待っていてくれたことなんてまずありませんでした。遅れるといっても5〜10分とか、遅くても1時間とかですけど。毎回これをやられて、尚且つ「あと5分くらいで着きそう」というような連絡もないと、こちらとしては行動の目処が立たなくて困っちゃいますよね。

どうしてなんだバンドマン。
スタジオにもリハにも、遠征時の集合時間も毎回きっちり守っている君が、なんで対 彼女になると時計の針がズレるんだ。
舐めてるのかな?(^^)

だけど、誰に迷惑をかけているわけでもなし、私が待っていればいずれは来てくれるので「おかしいな〜」と思いつつも何も言わずにいました。
 
ある日、地方で彼のライブがありました。偶然別の予定でその近くに行っていた私は、様々なトラブルが重なってしまい、その日の最終にあたる新幹線を逃してしまいました。
知り合いも親戚もいない土地、とりあえず泊まるところを探さなきゃと思っていると、彼から「自分が泊まってるホテルにおいでよ!今打ち上げしてるから終わったらおいで!」
と連絡が。
「ありがとう!じゃあ打ち上げ終わりそうな時間がわかり次第教えてね!長くなりそうならどこかのお店で待つし、すぐ終わりそうならこのまま駅前で待ってるね」とすぐさま連絡を返し、そのまま駅前で彼からの連絡を待ちました。
 
しかし、1時間経っても2時間経っても連絡はありませんでした。3時間経っても。周りのお店はどんどん閉まっていくし、彼がいつ終わるかわからない以上はどうにも身動きが取れない状態。送ったLINEに既読もつきませんし、電話にも出ません。
とうとう私の周囲には、ホームレスのおじさんと酔っ払いしかいなくなりました。
最初は心配したけど、4時間後には涙が溢れ出し、5時間後には「殺してやる」という言葉が口をついて出ていました。
結局連絡が取れたのは6時間後。さすがにめちゃくちゃ怒りました。
「だって打ち上げで携帯触れなかったんだもん!」とか言ってたけど、「携帯で外部に連絡禁止」というルールがある打ち上げなんて存在するんですか?私は知りません。あるとすればそれは打ち上げじゃなくて軟禁じゃないですか。
 
そもそも、誰かを「待たせている」という意識が彼にはなかったんですね。「オレが待たせてるんじゃなくて、勝手に待ってるんじゃないか」くらいの気持ちだったと思います。
 
まぁ、この日はそもそも新幹線を逃した私が原因ですし、彼をあてにしすぎて自分一人ではどうにもならない状況に追い込まれてしまった私にも非はあると思います。だけどこれを機に、毎回の遅刻のことや連絡をせずに相手を待たせることについて彼ときっちり話し、どうにか現在では改心しているようです。
「時間は!相手の命を無駄にすんな!!!!」と多少大袈裟に言ったのを、重く受け止めてくれたようです。
 

バンドマン、誕生日プレゼントが本1冊

知り合いにこの話すると「うっそでしょ」って言われるけど、これ、まじなんですよ。
彼はバンドマンとはいえお金がないわけではないし、誕生日には「彼女  誕生日  プレゼント」とかでGoogle検索して上位のものをくれる感じかな、と思ってました。
 
なので、最初に「おめでとう!」って言われて本を1冊だけ渡された時は、流石に冗談か悪い夢だと思いました。
それが彼の本気で、本当に喜んでくれると思って渡していて、夢じゃないってことを自覚した私は、どんな顔をしたら良いかわからずにお礼だけ言って受け取りました。「一緒にお祝いしようね」と言ってくれたから、どこか期待しすぎていたのかもしれません。だけど、私の誕生日はケーキもロウソクも、オシャレな外食もないまま、普通の日常のひとつとして終わってしまいました。
もしかしたら彼はこれの他にプレゼントを用意してて⋯とかも考えたけど、何日待ってもそれ以外のお祝い事がある気配もなく。
ある日、他のメンバーの誕生日が近いことを思い出した彼は、一緒にショッピングに行った先でメンバーへのプレゼントを選び始めました。そして彼が、「これにする、似合いそう」と選んだのが7000〜8000円の服。
 
さすがにおかしいだろ!!!!
 
とブチ切れてはいませんが、「あのさぁ⋯」と切り出してみました。
お金がないなら仕方ない。どんな安物でもなんでも良い。だけどお金がないわけじゃないし、目の前でメンバーとの値段格差を平気で見せつけられて、さすがに黙ってられないよ。こんなの、メンバーの方を私なんかよりずっと大事にしてるって思われても仕方ないよ?
 
彼の言い分はこうでした。
「好きって言ってた作家さんの本だから、絶対喜んでくれると思った。オレは本のことはわからないけど、君は本好きだし。」
「○○(メンバー)にはこれが似合うと思ったからこれにしただけ。気持ち的にはどちらも変わらないのに、何がダメなの?」
 
ここで、私たちの価値観のうち、決定的に何かが違っていることにじわじわ気付いてきました。
彼は本気で何が悪いかわかってない。自分はメンバーにも彼女にも、自分なりに素敵なものをあげられたと思って満足してる。そしてあわよくば、「相手のニーズを察してプレゼント選びできるオレってすごい」とか思ってる。
 
あ、こいつ普通のOLとか大学生とかと付き合ったら
散々文句言われた後こっぴどく振られるやつだ。
 
実際この件に関して、結構私は周囲に意見を求めました。実際、「彼氏からの誕生日プレゼントが本1冊だった」という事実だけで、知り合いの女の子たちの非難はそりゃもう酷いもんでした。
だけど男の人からすると、本気で何が悪いかわからない人も沢山いるようで、私が知り合いの他のバンドマンにこの件について聞くと「別に普通じゃないの?」といった反応でした。バンドマン以外の男性も、そんな反応の方が意外といました。
 
なのでこの件に関しては、「期待してた誕生日と違ったことが、結構ショックだった」という自分の意見を彼に伝えた上で、「彼は悪気があるわけじゃなくて、壊滅的にプレゼントセンスがないだけ」ということにして、自分の中で消化することに致しました。
 
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いががでしたか。長くなってしまいましたが、この2つのエピソードを体験して私が思ったことは「バンドマンがいかに周りの女性から甘やかされているか」ということです。
彼が待ち合わせに遅刻しようがプレゼントをくれなかろうが、他の女と飲んでて連絡を怠ろうが今まで彼を本気で叱りつけた女なんていなかったんだと思います。

他のバンドマンも同じで、あいつもこいつもみーんな女はいつまでも待ってくれるもの、怒らないものと無意識下に認識しているようです。
私も彼を甘やかしていたうちの1人です。だけど、2人で暮らしていく以上は自分だけ我慢すればいい、相手に合わせればいいという考えは泥沼への第一歩だと思います。
そこそこモテる彼とのお付き合いは大変だけど、自分も「彼を選んでよかった」と心から思っていられるように、理解し合える関係性をどう築いていくか⋯これからも模索しながら、彼に私がしてあげられることを探していきたいです。