けさぱさ!〜バンドマン辞めました〜

バンドマンに群がる女の子たちの駆け込み寺

バンドマンになる方法〜楽器のできないワタシがバンドマンになった話〜

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こんにちは。けさぱさです。

最近「バンドマンになるにはどうすればいいですか?」
と、聞かれる事が多いです。

そもそも、バンドマンの定義って凄く曖昧ですよね。
コピーバンドでもバンドマン?
定期的にライブをすればバンドマン?
でも活動休止しててもバンドマンはバンドマンのままだし。
「俺はバンドマンだ」と言ってしまえばバンドマンの完成だし…。



と、いうわけで、バンドマンを自分で名乗るのは簡単です


ん?
「人からバンドマンと思われるようにならないと意味ないよ!」
って?うんうん、そうだね。
だからあなたはこのページにたどりついたわけだからね。

ワタシがバンドマンと呼ばれるようになったのは特殊な例なので
あまり参考にならないかもしれませんが
今回は自己紹介も兼ねて
ワタシがバンドマンと呼ばれるようになった経緯をお話しようと思います。


バンドマンになるには


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サラリーマンがお酒の席でバンド結成


ワタシの場合は、元々の友人だったメンバーが飲みの席で
「バンドやろうぜ」と言った事がバンドの始まりでした。
当時ワタシは月額25万円で使い放題のサラリーマン、要は社畜ってやつでした。

毎日をただ何となく過ごしていたワタシの楽しみといえば音楽を聴く事だったので
自分がその音楽を演る側になる姿を想像するとワクワクしてきました。
妄想の中でワタシはたくさんのファンに囲まれていましたので、
「こりゃモテるな」という安直な理由で「よし!やろうやろう」と、すぐに返事をしました。

(実際は全くモテなかったけどね)
www.kesa-pasa.com

楽器が弾けなくてもスタジオに行く


しかしワタシは肝心の楽器を持っていません。
酔いがさめてから「これじゃバンドできないじゃん」と冷静になりました。
ただ、趣味もなければ遊びに行く暇もなかったワタシは、お金だけが有り余っていたので、
すぐさま楽器を買いに走りました。

そして、後日、初スタジオ。ワタシはスタジオに入るのも初めてだったので
「すげーすげー」と無駄に写メを撮り、スタジオなう、なんて
ドヤ顔でTwitterにアップしたりもしました。

楽器の弾けないワタシでもスタジオで大きな音を鳴らしてみると
何だかサマになりました
し、鏡にうつった自分はとってもかっこよくみえました。
ワタシを誘ったメンバーが「曲かいた!これコード」と紙を渡してきたのですが
「コードって何や?」という状態だったので
その日は好き勝手に音を鳴らして終了。

コードって何?


家に帰って「コード」というものについて調べてみるも
難しそうな単語が並ぶだけでよくわからなかったのですが
渡された紙に書かれているコードの通りに楽器を弾いてみると
確かに何だか曲として成立しているような気がしたので
ひたすら渡されたコード通りに楽器を弾いて楽しみました。

スタジオに入り、曲をあわせて、またスタジオに入り、曲をあわせて、
新曲ができたら、また必死に本やネットを駆使してコードを調べ、スタジオに入り、その繰り返しでした。


そうやって遊ぶうちに、曲もたくさんできてきました。

ライブ未経験のままレコーディング


そんなミュージシャンごっこで完全に調子にノっていたワタシたちは
「磯野〜!レコーディングしようぜ」というノリで、
レコーディングスタジオを予約

なんと、ライブを1度もやらないうちにレコーディングをしてしまったのです。

プロのエンジニアさんって、本当にすごい!
つたないワタシたちの演奏が、その辺で流れているかのような音楽にしあがっちゃうんです!

出来上がった音源に酔いしれたワタシたちは暴走モードへと突入。
「これ、YouTubeあげちゃおうぜ!」と、
これまでスタジオでつくって遊んでいた曲をインターネットの世界に放出してみました。
そして「バンドの曲です!聴いてみてください」と
身内しかフォロワーのいないTwitterでつぶやいてそのまま床につきました。

SNS炎上


次の日、ワタシは携帯電話の通知音で目を覚ましました。
連続で鳴るバイブ音。鳴り止んだかと思えば、またバイブ音。
「連絡のとれなかった彼氏かしら」、と、
携帯を開いてビックリ。

彼氏からの連絡ではありませんでした。
昨夜寝る前にTwitterでつぶやいたツイートが拡散されていたのです!!!
友達がリツイートしたものが、そのままどんどん広がり、知らない人までリツイート。
それどころか、知らない人からリプライまで飛んでくる始末。

これには他のメンバーもびっくりです。
「なんじゃこりゃ。知らない人まで俺らの曲、聴いちゃってるよ。」
身内しかいなかったフォロワーが、どんどん増えていきました。

フォロワーからの質問


YouTubeの再生回数も日に日にドンドン多くなっていきます。
そして、ついにこんなリプライがきてしまったのです。

「ライブっていつやるんですか?」

知らないよ!やらないよ!ってゆーかやったことないよ!
って言いたいけれど、相手は見知らぬフォロワーさん。

「まだ決まってないんですよ><決まったらご報告しますね♪」
と、何とかその場を乗り切ったものの
心では「ライブなんてできるはずねぇよ」と思っていました。

しかし、それが、できるようになってしまうのです。

ついにオファーが来てしまいました!

初めてのライブ


YouTubeで音源を聴いてくれたイベンターさんから声がかかり
初ライブが決まってしまったのです!!
、、、が、当時バリバリの社畜だったワタシはライブの日に仕事を休めず
楽器の弾ける知り合いに代役を頼み、ワタシ抜きで初ライブ決行。

所詮サラリーマン。ワタシはこのままライブをやることなく
スタジオで何となくただ楽しむだけで終わるんだろうなぁ、と、思っていたら
なんと今度は別のイベンターさんから声がかかり、
今回は有給もシッカリとれたワタシは、無事にステージデビュー。

緊張しすぎてトイレでゲロも吐きました
自分のパフォーマンスでフロアが沸き上がる快感に
すっかりワタシは病みつきになってしまいました。

まさにトントン拍子

ライブ出演はこれだけでは終わりませんでした。
別バンドさんから「自分たちのイベントに出てくれ」と声をかけられたり、
出演したライブハウスの店長さんに声をかけられたり、という具合で、
どんどんライブのお誘いがかかるようになりました。

とあるフリーペーパーにも取り上げられた効果もあったのか、
面白いくらいにライブ出演が次々と決まっていったのです。

そして、ある日、対バンした
某有名インディーズバンドのメンバーに、こう言われたのです。

「今度バンドマン会議するからおいでよ!」

ワタシってバンドマン?


あれ?ワタシってバンドマンなの?

ずっと仕事と両立してやってきたバンド活動。
「趣味の延長」とは言っていたけれど
たしかに最近は、固定のファンも増えてきた。

そうか、お客さんからみたらワタシもれっきとしたバンドマンなんだ。

時間を割いて、お金を払って、観にきてくれて、
ワタシは、そのお金に見合うようなライブをやらなきゃいけないんだ。

遅いかもしれないけれど、その時ようやくワタシは
そのことに気がついたのです。

もっと思い切り休みをとりたい。
スケジュールを合わせやすくしたい。
こうしてワタシは勤めていた会社を退職

長かったサラリーマン生活を辞め
周りのバンドマンと同じようにフリーターになったのです。

いつどこで何が起こるかわからない


ワタシは、バンドマンを目指してバンドマンになったわけではありませんでした。
ただ、ライブを続けるうちに、考え方も生き方もバンドマンらしくなっていったと思います。

バンドを解散したばかりなのもあって、今はまだ「バンドマン」と呼ばれていたりもします。
新しいバンドを始めるのではないか?とも、色んな人に思われています。
ただ、ワタシは、メンバー以外とバンドを組む気持ちがないので
今のところもう2度とバンドはやらないと思います。
時間がたつにつれ本格的に「バンドマン」から「元バンドマン」という肩書きに
変わっていってしまうんだろうなぁと思うと、少し寂しいものもあります。


バンドマンになるためにはどうすればいいのか?

バンドマンになりたい。
その気持ちがあればなれます。


楽器もできなければバンドマンになりたいと思わなかったワタシ
周りにバンドマンと呼ばれるようになりましたからね。